【日記】豊かな自然が身近にあるからこそ考えたい、ゴミの話。
2020.07.17
こんにちは、管理人の藤田です。
昨日は大人の勉強会に参加し「レジ袋の有料化」について考えて来ました。
7月1日から全国一斉に有料化が義務付けられました。
僕はいまだにその習慣になれることができず、
エコバックを持って行ったり、レジ袋代を支払ったり、と
その時その時によって対応はまちまちです。
なんとなく、
レジ袋が手元にたまってくればそれはゴミ袋として使えばいいし、
無くなればゴミ袋として有料購入すればいいのかな、くらいにしか考えてませんでした。
レジ袋の有料化について、思えばそんなに深く考えてませんでした。
そんな気持ちで参加した勉強会で、
こんな長文を書いてしまうほど、大きな影響を受けました(笑
レジ袋の削減だけでは海洋プラスチック問題は到底解決できないんですって。
海洋汚染の問題とレジ袋削減が直接イコールで結びついているようにレジ袋の有料化が進められているけれど、
実は、海ごみの半分以上が漁師の網やブイとなっていてプラスチックゴミはわずか数パーセントだけというもの。
そんな数パーセントの削減のためだけに、レジ袋有料化に取組んでいるの?
でも、だからと言って、レジ袋の有料化が全く意味のない取組かというと、
そうではないな、というのが僕自身の考えです。
少なからず、こういう取組が進められたことで、今回のような勉強会に参加するきっかけになったし、
真庭市のゴミの現状についても知ることができたからです。
問題提起としての取組と捉えるとなかなか、悪くないですよね。
そして実は、もっと広い視点で考えると、
プラスチックゴミを削減する取組よりも、
ゴミの分別に取組む方が身近で、大切だと感じました。
分別して捨てることで焼却ゴミを減らすことができて、
焼却ゴミから出る灰の量を減らすことができるんです。
焼却ゴミから出る灰は埋立て処分することしかできないのですが、
真庭市内の埋立場はもうすぐいっぱいになってしまうそうなんです。
いっぱいになってしまうと、
市内のゴミが市内で処理することができず、
そうなるとどこかに持っていかないと行けなくなって、
運搬費や処理費がかさみますね。
それは税金で賄っているので、
結果的に僕たちが払うゴミ処理費用が高くなるんです。
レジ袋1枚3円や5円なんて微々たるものだと感じますよ。
これは「家計」という視点で考えても自分たちに返ってくる問題ですね。
さらにいうと、分別して出すことがゴールじゃないんです。
それを処理する立場の人たちが適切に処理してくれることも重要。
ゴミを出した後のことって気にしてますか?
分別して出すことで終わりになってません?
家庭から分別してゴミを出した後は
業者さんが適切に処分してくれることで
やっと、ゴミ問題の解決に向けて動いていると言えるんです。
経済や社会がいろんなところでつながっているように、
ゴミもいろんなところでつながっています。
ゴミ削減に向けて取組むことは、
その繋がりを意識して取り組まないと解決に向かっていかない、
難しい問題なのですが、
その繋がりを意識して、個人個人がアクションを起こすことはとっても大事なことです。
表層的な、ほんの一部分だけの判断にとどまらず、
全体を考えながらもできることを堅実にやっていく。
そういった姿勢が大切なんだと、大きな学びがありました。
長くなりましたが、
私たちの施設をご利用いただく皆さんにも、
ゴミを捨てる前にちょっとだけそんな意識を持っていただけたらなと思います。
僕自身、まずは、燃えるゴミを減らすことを意識して、
仕分けすることから始めようと思います。
昨日は大人の勉強会に参加し「レジ袋の有料化」について考えて来ました。
7月1日から全国一斉に有料化が義務付けられました。
僕はいまだにその習慣になれることができず、
エコバックを持って行ったり、レジ袋代を支払ったり、と
その時その時によって対応はまちまちです。
なんとなく、
レジ袋が手元にたまってくればそれはゴミ袋として使えばいいし、
無くなればゴミ袋として有料購入すればいいのかな、くらいにしか考えてませんでした。
レジ袋の有料化について、思えばそんなに深く考えてませんでした。
そんな気持ちで参加した勉強会で、
こんな長文を書いてしまうほど、大きな影響を受けました(笑
レジ袋の削減だけでは海洋プラスチック問題は到底解決できないんですって。
海洋汚染の問題とレジ袋削減が直接イコールで結びついているようにレジ袋の有料化が進められているけれど、
実は、海ごみの半分以上が漁師の網やブイとなっていてプラスチックゴミはわずか数パーセントだけというもの。
そんな数パーセントの削減のためだけに、レジ袋有料化に取組んでいるの?
でも、だからと言って、レジ袋の有料化が全く意味のない取組かというと、
そうではないな、というのが僕自身の考えです。
少なからず、こういう取組が進められたことで、今回のような勉強会に参加するきっかけになったし、
真庭市のゴミの現状についても知ることができたからです。
問題提起としての取組と捉えるとなかなか、悪くないですよね。
そして実は、もっと広い視点で考えると、
プラスチックゴミを削減する取組よりも、
ゴミの分別に取組む方が身近で、大切だと感じました。
分別して捨てることで焼却ゴミを減らすことができて、
焼却ゴミから出る灰の量を減らすことができるんです。
焼却ゴミから出る灰は埋立て処分することしかできないのですが、
真庭市内の埋立場はもうすぐいっぱいになってしまうそうなんです。
いっぱいになってしまうと、
市内のゴミが市内で処理することができず、
そうなるとどこかに持っていかないと行けなくなって、
運搬費や処理費がかさみますね。
それは税金で賄っているので、
結果的に僕たちが払うゴミ処理費用が高くなるんです。
レジ袋1枚3円や5円なんて微々たるものだと感じますよ。
これは「家計」という視点で考えても自分たちに返ってくる問題ですね。
さらにいうと、分別して出すことがゴールじゃないんです。
それを処理する立場の人たちが適切に処理してくれることも重要。
ゴミを出した後のことって気にしてますか?
分別して出すことで終わりになってません?
家庭から分別してゴミを出した後は
業者さんが適切に処分してくれることで
やっと、ゴミ問題の解決に向けて動いていると言えるんです。
経済や社会がいろんなところでつながっているように、
ゴミもいろんなところでつながっています。
ゴミ削減に向けて取組むことは、
その繋がりを意識して取り組まないと解決に向かっていかない、
難しい問題なのですが、
その繋がりを意識して、個人個人がアクションを起こすことはとっても大事なことです。
表層的な、ほんの一部分だけの判断にとどまらず、
全体を考えながらもできることを堅実にやっていく。
そういった姿勢が大切なんだと、大きな学びがありました。
長くなりましたが、
私たちの施設をご利用いただく皆さんにも、
ゴミを捨てる前にちょっとだけそんな意識を持っていただけたらなと思います。
僕自身、まずは、燃えるゴミを減らすことを意識して、
仕分けすることから始めようと思います。
-
真庭市役所環境課の藤田さんがお話してくださいました。その後は参加者同士でディスカッション。
-
真庭市久世にある黒田酒店で開かれた勉強会。