韓国出身カンさんが見た心躍る岡山の50のコト 第24話


真庭、実は逆でした! #1 ’田舎は非効率的で不便?’

銀行に行って番号札を取る。
「ただ今のお待ち人数」は’0’。
いつも見る数字は0から2。
待つ時間は5分を超えない。
一度中国銀行の久世支店で’4’という数字を見てびっくりしたことがある。
’今日何かあるのかな?!’

東京やソウルで仕事していた頃は
銀行に行くと待つのは当然なことだった。
それは、銀行だけじゃない。
市役所に行っても、
病院に行っても、
実際の用事には5分も掛からないのに、
その何倍の時間を待たなければならなかった。

用にもよるが、
都会で市役所に行くときは半日掛かる事を想定して行ってた。
住民課の窓口ではじまった手続きは、
児童家庭課を回って、国民健康保険課など長い名前の課を巡回することになる。
1階から2階を行ったり来たりしながら、
毎回順番を待たなければならない。
今考えて見るととても非効率なシステムだが、
ソウルで生まれ育って都会でしか住んだ事ない私には当然な事であった。
真庭に来るまでは。

真庭に来て転入届を出した。
子供もいるので、当然他の課にも届けが必要であった。
最初の転入届を出した後、
なんと!
私たちが次の窓口に行くのではなく、
担当者が変わりながら同じ窓口で色んな届けを処理してくれるのではないか!
うちの夫婦は驚いた。
その速さももちろんだが、
手続きを早く進めながらもちゃんとコミュニケーションができている気がしたからだ。
お互い急がず、気になるところはちゃんと話することができる!
全ての手続きも20分で終わった。

銀行でも、病院でも、どこに行っても、
形式的な挨拶だけではなく、
急がずにコミュニケーションができる。
もちろん仕事も早い。

ここに住んでから分かる
’実は逆でした!’今日の話は、
’サービスの効率や便利さは都会の方が遅れている。’だった。

*これから3話に渡って、
都会に住んでいる人が良く持ちそうな地方の暮らしへの偏見に関して、
’実は逆でした!’というタイトルでお伝えします。

 

韓国出身カンさんが見た心躍る岡山の50のコト 第25話をお楽しみに

ライター:姜 侖秀(カン ユンス)
韓国ソウル出身。本業は俳優だと言いながらキムチ作りや多国籍シェアハウスを運営するなど他のことばかりしている。
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