真庭市地域おこし協力隊

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でじたるアーカイ部上映会@勝山町並み保存地区

協力隊の池田です!

10/9(土)夕刻より、勝山町並み保存地区を応援する会主催のでじたるアーカイ部上映会&語りの会を開催いたしました。
夏の終りにおこなった富原駅舎での上映会同様、コロナ状況を鑑みて告知は町並み保存地区に限定した小規模な会となりました。
それでも総勢13名の方にご参加いただき、昔の町の映像や画像を肴に思い出話の花が咲き乱れました。



上映会は以下の2本立てでおこないました。

①『ふるさと勝山もみじまつりデータアーカイブ』
昭和59年から始まった勝山地区秋の恒例イベント「ふるさと勝山もみじまつり」。昨年度までの歴史を実行委員会の方々が丁寧にデータアーカイブをされた2000点もの画像をスライドショーにして上映をしました。「ふるさと勝山もみじまつり」とは、ミスもみじや仮装行列などの市中パレードや写真展、演芸、素人のど自慢、特産品の販売、地酒サービスなど盛りだくさんの内容で開催される勝山の名物イベントです。

②『私たちの勝山』
昭和30年の 旧勝山町時代に制作された町おこし映画。あらすじは、勝山在住の青年が修学旅行で東京に行った際に知り合った女性へ故郷のことを伝えるための手紙を書いて文通を始める、というもの。フィクションではありますが昭和30年の勝山の風景やヒト、コト、モノが丁寧に映し出されている貴重な映像素材です。
※真庭に眠る昔の映像を発掘するでじたるアーカイ部の作業中に、生涯学習課の森さんからご提供いただきました。

※でじたるアーカイ部とは:Facebook


この上映会は静かに鑑賞するというよりかは、「あ!今の〇〇さんじゃ!」「おい!お前んとこの子供じゃろ!」「ここの店はいつ頃からできたんじゃろか!」、と誰でも何でもいつでも喋っていいスタイルなのが特徴で、上映中に「おい、ちょっと今のところ止めてくれ!」「あ!ちょっと前に戻ってくれ!」と時間がいくらあっても足りない状態となります。



私はこの町の出身者ではないので昔のことは全くわかりませんが、徐々に熱を帯びていく会場に身を置いているだけでなんだか懐かしいような、昔から知っているような、なんだか不思議と温かい気持ちになっている自分がいました。「懐かしいものをたくさん浴びすぎて今日死んでもいいような気がしたわ」と快活に笑っていた参加者の方には爆笑しました。



今後もでじたるアーカイ部をゆるく活用しながらで町の今昔物語を更新していきたいと思います。
乞うご期待下さい~

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