真庭市地域おこし協力隊

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津黒高原湿原で実施された自然再生作業に参加してきました

地域おこし協力隊の半田です。
11月10日、津黒高原湿原で実施された自然再生作業に参加致しました。



今年で10周年となる「自然再生作業」は、2014 年から生物多様性の維持向上を図るとともに、交流人口の増加による地域活性化を目指して湿原再生のための作業が続けられ、これまで生態系の再生の他、木道などの環境学習施設を整備が行われてきました。

今年は、11月9日・10日の2日間で実施され、

・二次林の林床整備(倒木・落枝整理、落葉掻き)
・渓畔林内渓流浚渫
・水路土留整備
・落葉落枝等の森林バイオマスを利用した調理体験


などが行われ、私はその中の二次林の林床整備を手伝わせて頂きました。



恥ずかしながら、伐採や倒木のやり方も無知だったため、材木運搬や落枝整備などの補助的作業しか出来ませんでした。

それでも、現場では倒木作業の知識や技術を教えて頂くことができ、また狩猟をする私にとって精通する必要な知識が多く、植林の知識なども学ばせて頂ける良い勉強の場となりました。




ちなみに、今回は馬酔木(アセビ)について詳しく教えて頂けました。

アセビは全草有毒で、草食動物はこの木以外の草木ばかりを食べるようになり、結果としてアセビだけが多く残るそうです。

馬が食べると酔っぱらうので、「馬酔木」という書き方になります。

実際に馬が食べるか否かはわかりませんが、馬が食べるのであれば鹿も食べると思っていましたが、真逆で「アセビは鹿が食べない木」として知られているそうです。

まだまだ知らない事が多く、知識不足を痛感しました。




作業の終わりには、落枝で湯を沸かし調理した豚汁と津黒高原荘さんで作って頂いたおにぎりとでお昼を頂きました。

美味しい昼食ご馳走様でした。





今後も自分のテーマや拠点地での地域おこしのため、また参加していきたいと思います。

◆「自然再生作業」についての詳細はこちらから⇩
2024年度津黒高原湿原 10周年記念「自然再生作業」実施要領

主催:津黒高原湿原自然再生協議会

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