蒜山自然再生協議会

メニューを開く

イベントレポート|初夏の草原ワークアウト2024 その②

2024.07.12

前回の記事はこちら
イベントレポート|初夏の草原ワークアウト2024 その①

<草刈り当日!>

それでは、草刈り当日の様子をお届けします!

山焼きと同じように朝7時に家を出発し、高速道路で蒜山高原へ。

集合時刻の8時に集合場所であるチェーン脱着場に到着し、雨が止んでから草原に移動し、作業を開始しました。

今回の装備


今回の装備はこんな感じ。

・中袖長ズボン
・草刈機
・長靴
・手袋
・帽子(見えにくいですが被ってます)
・フェイスシールド
・スパイク
・カッパ(雨の後で草が濡れていたため。晴れのときは不要)

山焼き同様、斜面を歩く必要があるので、スパイクは必須です。

カッパは用意していただいていたものを借りました。

ちなみに、草刈機はいつも使っているものです。

用意しているものを借りることも可能ですが、お持ちの方は「使い慣れたもの」という意味で、持参するのが良いでしょう。

草刈機の使い方


ここで、草刈機の使い方を紹介します。

草刈機は歯の回転する方向、つまり右から左に振るようにして草を刈っていきます

往復刈りしない理由は、キックバックを起こさないためです。

キックバックとは、障害物に刃の右側(図の赤枠の部分)が当たって、刃が跳ね上がることです。

跳ねた刃は作業者自身や周囲の人に当たる可能性があるので、非常に危険です。

そのため、右から左に動かすようにして刈ります。

私はいつも「右から左に2〜3回動かして、1歩進む」という手順で草刈りをしています。

複数回刃を動かすのは、刈り残し対策です。

1回目で背の高い草を刈り、2、3回目で背の低い草を刈り取ります。
また、基本的に前進のみで、後ろに下がることはしません。

後ろに人がいたり、足場が悪かったりすると危険だからです。

ちなみに、草刈機の使い方は、以下のページで分かりやすく解説されています。

リンク:エンジン刈払機の正しい使い方|HiKOKI

山焼きから1ヶ月半が経過した、蒜山の草原の姿


山焼きから1ヶ月半経った草原はこんな感じ。

山焼き直後は真っ黒でしたが、見事に焼いた形跡がなくなっていますね。

植物の生命力はすごい!!

近くで見るとびっくり!


遠くから草原を見ると「緑がきれいだな〜」としか感じませんでした。

しかし、近づいてみるとびっくり!

私の背丈に迫るほどの大きな草がたくさん生えていました。

たった1ヶ月半でこれほどまで成長するのか!」と驚かされました。

これは”刈り応え”がありそうだ!

とにかく草を刈る!


この日の参加者は、私含めて4人でした。

草原に着くとすぐに、それぞれが準備に取り掛かります。

スパイクを装着し、草刈機に燃料を補充し、準備完了!

今日刈る範囲を教えてもらい、それぞれが間隔を空けて、ひたすら草を刈っていきます。



私もスタート地点からどんどん草を刈っていきます。

どこまでも草むらが続いていて、永遠に前進し続けてしまいそうでした。

とりあえず「今日はこの辺りまで」と事前に教えてもらった場所でUターン。

しばらくは、最初に作った”道”を広げるような形で草を刈りました。



他の参加者の方は、斜面を刈っていました。

場所によっては結構な急斜面を刈る必要があるので、スパイクは必須です。

◆◆◆
イベントレポート|初夏の草原ワークアウト2024 その③に続く

一覧に戻る