中世の遺産・文化が色濃く残る社へ
山々に囲まれ、涼やかな水が湧く、自然豊かな社地域は、まさに日本の原風景。そんな社地域には、神社や御堂、石造物、城跡などの遺産が数多く点在しています。
平安時代、朝廷から重視された格式が高い神社は「式内社」と呼ばれていました。社地域には、県内11の式内社のうち8つが集中しており、中世の歴史が残る貴重かつ神聖な場とされてきました。
これらは、いまなお約220名の地域の方々によって大事に守られ、次の世代へと受け継がれています。中世の遺産や文化が多く残る、日本でも類をみない特別な場所こそが社地域です。
なぜ社地域に8つの式内社が集まったのか。その謎へと足を踏み入れてみませんか。