社地域振興協議会

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二宮(長田神社、兎上神社、壱粟 神社・大笹神社、久刀神社)

式内八社のうちの四社五座。背後に吾市山を望む
二宮(長田、兎上、壱粟・大笹、久刀神社)
―ふたみや(ながた、おのかみ、いちあわ・おおささ、くとじんじゃ)―

 この場所には、社地域にある「式内社」のうち、左側から長田(ながた)神社、兎上(おのかみ)神社、壱粟(いちあわ)神社・大笹(おおささ)神社、久刀(くと)神社の5社が集まっています。なお、壱粟神社と大笹神社がひとつの社殿に合祀されているため、社殿は4つとなっています。

 祭神はそれぞれ、「事代主神(ことしろぬしのかみ)」、「弟彦王(おとひこおう)」、「神大市比売命(かむおおいちひめのみこと)」・「大佐々神(おおささのかみ)」、「久那止神(くなどのかみ)」といわれています。

 この四社五座がある領域は、佐波良・形部神社(県社)に次ぐことから、「二宮(ふたみや)」と呼ばれています。ただし、二宮のすぐ近くの家の屋号に「まいのみや」というところがあり、これは「まえのみや」の読みが変化したものと思われ、県社の手前にあることから、二宮も元は「まえのみや」と呼ばれていたことが推察されます。

 北側の山林や畑は、「オノカミ」という地名で、そこから祭祀用と思われる土器が出土したことがありました。そのことから、本来、別々の場所にそれぞれの神が祀ってあったものを、現在地に集めたのではないかとも推測されますが、定かではありません。

 明治時代の絵図によると、二宮の北側と東側に石積みが描かれています。現在、石積みはありませんが、北側にあったと思われるものは北方面の吾市山を崇拝するために作られた祭壇、東側のものは県社方面の霰ヶ山を崇拝するために作られたものだと考えられています。


 

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