社地域振興協議会

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中世式内八社

社地域内の史跡一覧

横見(よこみ)

「横見」神社は、牧原(まきばら)地域全体で祭礼奉仕することになっているが、牧原集落からは遠く離れた場所に孤立している。つまり、勧請されている場所に最大の意味があると考えられる。

二宮(ふたみや)

「長田」「兎上」「大笹」「壱粟」「久刀」は、「二宮(ふたみや)」の地に集められている。「大笹」と「壱粟」は同じ社殿に祀られており、「二宮」の地は、全体としては4つの社殿から構成されている。10 月9 日に子ども相撲。青年団の者も参加することがあった。八社祭礼の舞台のひとつである。

神集場(かんなつば)

毎年10月9日に開催される秋祭において、県社における神遷し御、県社・二宮・横見それぞれの神輿が御旅所である神集場(かんなつば)を目指す。神集場に到着すると、絵馬が正面に立てかけられる。絵馬の前には、椿の葉8 枚にそれぞれ盛られた赤飯が供えられている。8 神が揃ったことを示す供物である。この椿の葉は、神集場の左手(西側)にある椿の大木のものを使用する。いつもは板敷の神集場に、この瞬間のみゴザが敷かれ、その上で、二宮や横見神社と同じ手順で祭礼が行われる。祭礼が終わると、御神酒と餅が神官や総代・輿守たちに振る舞われる。神集場での祭礼の際には、神輿は向かって左手にある石垣製の神輿台に置かれる。神輿台の四方には竹を立て、注連縄が張られている。

大御堂(おおみどう、おみどう)

大御堂は「観音堂」と呼ばれることもあった。本尊が観音像であるためである。八社祭礼の舞台となり、8 神が集まる「神集場(かんなつば)」に隣接する。8 神と仏教とが交わる場として設定されたのが大御堂であり、それゆえに「神宮寺」と称されたのであろう。八社祭礼の際には、かつて、神官たちは大御堂で直会をしていた。神仏習合を強く感じさせる立地となっている。

 ボランティアガイド

中世式内八社ガイド実施中!

地元小学生へガイドをしている様子

平安時代、後醍醐天皇の命により編纂された「延喜式(※法律集)」にも記載され、朝廷からも重視されていた格式高い神社「式内社」は八つ集まる湯原の社地域。なぜ、ここ社地域に八つの式内社が集まっているのか・・・。案内ガイドと一緒に謎解きをしませんか?
<ガイド詳細>
【開 催 日】        毎週日曜日(年末年始を除く)
         ※事前にご予約をお願いします
【参加料金】       お一人様 2,500円(お土産付き)
【定   員】        10名
【集合場所】     社コミュニティハウス
【お申し込み先】 一般社団法人真庭観光局 電話:0867-45-7111
 お申し込みはこちら(真庭観光WEB)
 https://www.maniwa.or.jp/web/?c=tour-2&pk=16

【スケジュール】
 9:50~10:00  受付
 10:00~11:45  ガイド案内(基本的には個人での車移動)
  ガイド終了後   アンケート記入・解散
(案内コース)
大御堂 → 神集場 → 二宮(長田神社・壹粟神社・大笹神社・久刀神社・兎上神社)→ 横見神社 → 県社(佐波良神社・形部神社、佐波良の大杉)・八畳岩

モデルコース

大御堂→福圓寺→二宮(長田神社、壱粟神社、大笹神社、久刀神社、兎上神社)→横見神社→県社(佐波良神社、形部神社)
[所要時間 約2時間]