蒜山自然再生協議会

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山焼き準備・茅刈り体験レポート①「現代に適した草原へ」

2024.12.25

人々が暮らしの中で利用することで形成され、多様な動植物が生息するようになった蒜山の草原。

かつては地元の人々が利用することで維持されてきた草原ですが、近年は蒜山自然再生協議会やボランティアによって維持されています。

ボランティアを募って大々的に行われる活動は、年に3回。
春の山焼き、初夏の草刈り、そして晩秋の山焼き準備・茅刈り体験です。

私は今年1年、蒜山自然再生協議会の千布さんにお誘いいただき、草原再生のボランティア活動に参加しています。

最初は「アウトドアの経験が少ないけど大丈夫かな?」と不安に感じていましたが、思い切って参加してみると、これが結構おもしろい。

作業がおもしろいのはもちろんのこと、四季折々の草原の変化が、時の流れを忘れるほど美しい。

草原に行く度に「ずっと見ていたいな」と感じるほどです。

さて、今回は1年の締めくくりである「山焼き準備と茅刈り体験」の様子をお届けします。

イベントの様子を見て「来年の活動に参加してみよう!」と感じていただけると幸いです。

<過去の体験レポートはこちら>
美しい草原は大迫力の炎によって創られる!蒜山高原の山焼きボランティア体験レポート
イベントレポート|初夏の草原ワークアウト2024

<イベント概要>
今回のイベント「山焼き準備と茅刈り体験」の概要は以下のとおりです。

<イベント概要>


・日時:2024年11月23日(土)10:00〜16:00
・参加費:大人(中学生以上)1,000円、子ども500円
 ※保険代および昼食代として
・定員:50名程度
・申込方法:WebフォームまたはE-mail

<持ち物>
飲み物、雨カッパ、タオル、帽子、軍手、応急手当用品、汚れてもよい服装(⾧袖・⾧袖ズボン)、急斜面の上り下りに適したしっかりした靴(登山靴・⾧靴、地下足袋など。あればスパイク付きのものが良い。スニーカーは不適)

<スケジュール>
8:00 岡山駅から出発する貸し切りバスに乗車(希望者のみ)
10:00 集合・開会(受付開始9:30より)
10:30~ 山焼き準備作業(防火帯草寄せ)
12:00~ 昼食
13:00~ 「蒜山茅刈出荷組合」の指導で茅刈り体験
16:00 閉会・解散・岡山駅行きバス出発
18:00 岡山駅にバスが到着

蒜山までの交通手段がない方も参加できるように、岡山駅からの貸切バスも運行されていました。

私は2週間ほど前に申し込み、余裕を持って雨ガッパ、スパイクなどの必要物品を準備しました。


<いつもの「チェーン脱着場」に集合>

今回も、集合場所は蒜山上徳山のチェーン脱着場。
私は集合時間の10分ほど前に到着し、受付を済ませ、必要物品を準備しました。

気温5℃とかなり冷え込んでいたので、ネックウォーマーなどの防寒対策も入念に行いました。



早朝は雨が降っていたようですが、開始時刻になると青空も見えるように。
清々しい空気の中、今日の作業の説明が行われ、徒歩で現場へ向かいました。

続きはコチラ
山焼き準備・茅刈り体験レポート②「山焼き準備:防火帯の草寄せ」

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